http://www.mindan.org/toukei.php
下に書くのは、民団がHPに載せてある、日本に訪れ、居住した韓国人の総数である。
日本滞在韓国人数 増加数
1911 年 2,527 人
1912 年 3,171 人 644 人
1913 年 3,635 人 464 人
1914 年 3,542 人 -93 人
1915 年 3,917 人 375 人
1916 年 5,624 人 1,707 人
1917 年 14,502 人 8,878 人
→1917年から一気に増える。これは、単純労働者の募集が始まったからである。
それまでは知識に富んだ韓国高位層の子息の留学が主である。
1918 年 22,411 人 7,909 人
→急激に増加する韓国人労働者に対応するため、労働者募集取締規則による制限が発布されるも状況は変わらず。
1919 年 26,605 人 4,194 人
→３．１独立運動に伴い、「韓国人旅行に関する規則」を発布。より厳しい渡航制限が加えられる。結果、日本滞在者増加数は半分に抑えられる。
1920 年 30,189 人 3,584 人
1921 年 38,651 人 8,462 人
1922 年 59,722 人 21,071 人
→朝鮮総督府の要請により、「自由渡航の承認」がなされた。
韓国の教科書風に記述すると、「朝鮮総督府の弾圧を嫌った韓国人が大挙日本へと渡航した」ことになる。
1923 年 80,415 人 20,693 人
→９月に関東大震災。韓国人６０００人が虐殺されたということだが、前年と同じく２万人以上増加。翌年は更に倍近く増える。
1924 年 118,152 人 37,737 人
1925 年 129,870 人 11,718 人
→１９２２年の自由渡航以来確実に増加する韓国人移民を抑制するため、朝鮮総督府に対し、「渡航制限に対する切実な要請」を行う。治安維持法制定。
1926 年 143,798 人 13,928 人
1927 年 165,286 人 21,488 人
→釜山埠頭においての渡航取り締まり記事がある。
1927年3月14日付『朝鮮日報』によると、同年2月中に渡航を阻止された者は18,894人で、渡航者の16,779人を上回ったという。阻止された人数の方が、渡航できた人数より多いのが微妙なところではある。
1928 年 238,102 人 72,816 人
→悪名高い改正治安維持法の施行にも関わらず、７万人の人口増。翌年から人口増加数が減り始めるのはその影響と思われる。
1929 年 275,206 人 37,104 人
1930 年 298,091 人 22,885 人
1931 年 311,247 人 13,156 人
1932 年 309,543 人 -1,704 人
→
満州国建国により移民先が増えたことも減少の理由であるが、満州への移民自体は大韓帝国時代からあることから考えると、李奉昌によるテロが行われたことに
よる取り締まり強化の方が影響しているかもしれない。ちなみにこの1932年の4月、兵庫県内鮮協会が林田区で、朝鮮から妓生を招いて慰安会を行ったこと
に対し、他の韓国人各団体から批判の声が上がっっているのを見てみると、日本人より羽振りの良い暮らしをしていた韓国人も居たことが解る。
1933 年 456,217 人 146,674 人
1934 年 573,695 人 117,478 人
1935 年 625,678 人 51,983 人
1936 年 690,501 人 64,823 人
1937 年 735,689 人 45,188 人
1938 年 799,878 人 64,189 人
1939 年 961,591 人 161,713 人
→国民徴用令。韓国人の言う強制連行の開始。一気に移民者が増加する。
1940 年 1,190,444 人 228,853 人
1941 年 1,469,230 人 278,786 人
1942 年 1,625,054 人 155,824 人
1943 年 1,882,456 人 257,402 人
1944 年 1,936,843 人 54,387 人
→徴用令発布後、１１０万人の人口増。
1945 年
1946 年
1947 年 598,507 -1,338,336 人
→１３０万人の帰国。
さて、強制連行された人間は何人残っているでしょうか？
余談：在日の人の名誉のために
１９４９年の在日人口５９７，５６１人。１９５２年の在日人口５３５，０６５人。
在日の人口の１０％を超える６２，４９６人の在日の人が祖国の危機に駆けつけています。
注意）北に行ったか、南に行ったか、第３国に行ったかは資料からは知ることができませんでした。
