朝鮮日報の顧問の書いた社説
【コラム】裏切りの季節
人が生きていく上で、最も卑劣で汚らわしい行為は、恩を裏切り仇で返し、
人の情けを憎しみで返すことだ。これは国と国との間でも同じことが言える。
恩や情けを忘れれば、人と国の品格は崩れてしまう。
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の安全保障政策の代弁者ともいうべき
青瓦台(大統領府)の宋旻淳(ソン・ミンスン)安全保障室長は「国連に
韓国の運命を任せるのは自らの運命を放棄するということ」と発言した。また、
「まともな国は自国の問題を絶対に国際化・多国化しない」とも述べた。
だが、今日この大韓民国が存在するのは、56年前の国連決議(韓国戦争〈朝鮮戦争〉における
北朝鮮弾劾決議)のおかげだ。その国連に対し、今になって「国連に運命を任せることはできない」とは、
これ以上の裏切りがあるだろうか。
裏切りの中にも、恥を知り陰でこっそりとする裏切りと、恩人の面前で見ろと言わんばかりに
図々しく裏切るやり方がある。
現政権の国連に対する裏切りは、どうも後者のようだ。
だが、やはりいくら言いたいことがあったとしても、そのようなやり方ではいけない。
米国は長い間大国病に苦しみ、多くの間違いも犯してきた。韓国に対する振る舞いが、
恩恵を与える者として傲慢な点もあっただろう。だが、50年以上にわたって韓国は米国からの
世話を多く受け続けてきた。政治・経済・社会・文化など、すべての面で新生韓国に決定的影響を及ぼし、特に韓国が貧しかったころ、われわれに多くの援助を与えてくれた国だ。
今日多くの発展を遂げた国として、国力にふさわしい待遇を要求するのは当然だとしても、
韓国の今日があるのは米国の支援のおかげだということまでをも忘れてしまっては困る。
米国人は現在、韓国と韓国人に裏切られたと感じている。ある世論調査で「韓国の安全保障にとって、
最も懸念される国は米国」という結果が出たとき、米国人は衝撃を受けたという。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/10/22/20061022000020.html
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後略
金大中(キム・デジュン)顧問
日本人からみれば、影でこっそり裏切るのも、
面と向かって裏切るのも、恩を仇で返す、行為として、許されない事である。
しかも、影でこっそりと裏切る行為は、もっとも卑怯とされている。
やはり、韓国人の倫理観は、かなり歪んでいるね・・・