戦後、靖国神社に参拝した歴代首相（小泉首相を含む）は１４人います。
参拝した回数は延べ６４回。
参拝しなかった首相も１３人います。

さて、中国政府が日本首相の靖国参拝を批判したのは1985年8月27日が最初です。
それ以前にも（1945年から、ずっと）歴代の首相が58回も参拝しています。
「A級戦犯」が合祀されてからも20回も参拝している。

それまで全然、問題にされていなかったのに
突然、批判してきたわけですが、なぜでしょうか？

私の考えでは、1985年当時の中曽根（なかそね）首相が
米国のレーガン大統領と密接な関係を構築したことに対する
中国政府の反発が背景にあったと思います。
つまり、外交カードとして利用しようと中国政府は考えたわけです。

ところで、韓国はいつから首相の靖国神社参拝を批判してきたのですか？   
IT大国なんだから、インターネットで調査して、私に教えてください。

大統領や外交部の公式な「初めての靖国参拝批判」はいつですか？

↓参照で、下に首相の名前と 参拝日時・回数を書いておきます。

第43 代内閣総理大臣
東久邇稔彦（ひがしくにのみや なるひこ）
 １９４５年に１回（８月１８日）
 
第44 代内閣総理大臣
幣原 喜重郎 （しではら きじゅうろう）
１９４５年に２回（１０月２３日・１１月２０日）
 
第45・48・49・50・51 代内閣総理大臣
吉田 茂（よしだ　しげる）
 １９５１年から１９５４年にかけて５回
（１９５１年１０月１８日・１９５２年１０月１７日・１９５３年４月２３日・１９５３年１０月２４日・１９５４年４月２４日）

 第56・57代内閣総理大臣
岸 信介（きし のぶすけ）
 １９５７年から１９５８年にかけて２回
（１９５７年４月２４日・１９５８年１０月２１日）

 第58・59・60代内閣総理大臣
池田 勇人（いけだ はやと）
 １９６０年から１９６３年にかけて５回
（１９６０年１０月１０日・１９６１年６月１８日・１９６１１１月１５日・１９６２年１１月４日・１９６３年９月２２日）
 
第61、62、63代内閣総理大臣
佐藤 栄作（さとう えいさく）
 １９６５年から１９７２年にかけて１１回
（１９６５年４月２１日・１９６６年４月２１日・１９６７年４月２２日・１９６８年４月２３日・１９６９年４月２２日・１９６９年１０月１８日・１９７０年４月２２日・１９７０１０月１７日・１９７１年４月２２日・１９７１年１０月１９日・１９７２年４月２２日）

第64・65 代内閣総理大臣
田中　角栄（たなか　かくえい）　
 １９７２年から１９７４年にかけて５回
（１９７２年７月８日・１９７３年４月２３日・１９７３年１０月１８日・１９７４年４月２３日・１９７４年１０月１９日）

第66代内閣総理大臣
三木　武夫（みき　たけお）
 １９７５年から１９７６年にかけて３回
（１９７５年４月２２日・１９７５年８月１５日・１９７６年１０月１８日）

第67代内閣総理大臣
福田　赳夫（ふくだ　たけお）
 １９７７年から１９７８年にかけて４回
（１９７７年４月２１日・１９７８年４月２１日・１９７８年８月１５日・１９７８年１０月１８日）

第68・69代内閣総理大臣
大平　正芳（おおひら　まさよし）
 １９７９年から１９８０年にかけて３回
（１９７９年４月２１日・１９７９年１０月１８日・１９８０年４月２１日）

第70代内閣総理大臣
鈴木　善幸（すずき　ぜんこう）
 １９８０年から１９８２年にかけて９回
（１９８０年８月１５日・１９８０年１０月１８日・１９８０年１１月２１日・１９８１年４月２１日・１９８１年８月１５日・１９８１年１０月１７日・１９８２年４月２１日・１９８２年８月１５日・１９８２年１０月１８日）

第71代内閣総理大臣
中曽根　康弘（なかそね　やすひろ）
 １９８３年から１９８５年にかけて１０回
（１９８３年４月２１日・１９８３年８月１５日・１９８３年１０月１８日・１９８４年１月５日・１９８４年４月２１日・１９８４年８月１５日・１９８４年１０月１８日・１９８５年１月２１日・１９８５年４月２２日・１９８５年８月１５日）

第82代・83代内閣総理大臣
橋本　竜太郎（はしもと　りゅうたろう）
 １９９６年から１回
（１９９６年７月２９日）

第87・88・89代内閣総理大臣
小泉　純一郎（こいずみ　じゅんいちろう）
 ２００１年から６回（０６年８月現在）
（２００１年８月１３日・２００２年４月２１日・２００３年１月１４日・２００４年１月１日・２００５年１０月１７日・２００６年８月１５日）