世界で食べられている缶入りランチョンミート「SPAM」。韓国のみなさんにとっても、ブテチゲや贈答用詰め合わせ等でおなじみでしょう。
ランチョンミート:luncheon meatは、「ランチ用お肉」といったところでしょうか。野菜炒めやおにぎり、果ては寿司にするなど、日本においては沖縄で人気が高い食材です。
※沖縄、ハワイで人気のスパムにぎり
1937年、アメリカのHormel社(厳密には、現在の同社の前身)が肉を缶に密封し、熱殺菌して半永久的に保存する方法を考案しました。これ
を売り出すにあたり、名前を公募して付けた名前が「SPAM」でした(Spiced
Hamの略)。材料は豚の肩・腿・食塩・砂糖・亜硝酸ナトリウム。いまだに世界中で毎年一億個以上が売れる、ベストセラーです。
最近では、いろいろなバリエーションも出ています。
※減塩タイプ
※何故か七面鳥味ww
※韓国人も納得のホット&スパイシー
※同じくガーリック
※何と、専用スライサーまで有るのだ
http://www.hormel.com/home.asp
↑Hormel社公式ホームページ
しかし、「SPAM」の評判は必ずしも芳しくはありません。
「健康を害する最悪のジャンクフード」
「地球上の、どの肉とも違う気味の悪い食感と味」
「ナトリウムの着色による人工的発色」
「豚の鼻や耳等を混入しているのでは?」
こうした声もアメリカ国内ですら多く、いつの間にか「SPAM」は「大量に作られる下らないもの」という意味を持つようになり、ついには無差別大量配信される迷惑メールの呼称として定着してしまいました。
【終わり】
・・・・としても良いのですが、折角ですから、ソフォス社の解析センター「SophosLabs」が昨年10月に発表した、世界の国別スパムメール発信数集計結果でも見てみましょう。
スパム送信国ワーストは・・・
1位 アメリカ 26.35%
2位 韓国 19.73%
3位 中国 15.70%
4位 フランス 3.46%
5位 ブラジル 2.67%
日本ファンの君達が見たがるでしょうから、参考までに
9位 日本 2.02%
さすがIT大国、世界2位・・誇らしいです、ホルホルホル!!
そしてさらに・・・これを人口比に応じ、並び替えてみましょう。(2000年、単位:千人)アメリカ281,422 韓国46,136 中国1,242,612 フランス58,521 ブラジル169,799 日本126,926
世界に占めるスパム発信割合を、国毎の人口(千人)で割ってみます。このままですと、小数点以下数桁となってしまいますから、これに1,000,000を乗じたものを仮に「SPAM民族指数」と呼ぶこととします。
それでは発表します!!
世界SPAM民族指数
1位 韓国 427.0
2位 アメリカ 93.6
3位 フランス 59.1
4位 日本 15.9
5位 ブラジル 15.7
6位 中国 12.6
圧勝・・・まさに圧勝。
密かな期待を持って計算してみた私も、まさかここまでの結果が出るとは思ってもみませんでした。www
あたかも東洋のアレクサンダー大王の如き圧勝、誇らしいですね!!
ちなみに、ブテチゲの起源はアメリカ軍の残飯を煮詰めたものです。
「SPAM」は、なんと「残飯」を再現するために必要だったのですwwwww
それではSPAM発信大国・SPAM民族のみなさん、さようなら!